小3の時は新型コロナウイルスの影響でほぼ学校に行かない(行けない)1年となったが、問題は小4で起きた。
教育現場は、自分たちが管理しきれない「規格外の異分子」が現れたとき、どうにかして「病名(バグ)」をなすりつけて処理しようとする。これは、無能なシステムが保身に走った最低の記録である。
目次
決定的なトリガーと「自閉症」という誤診
小4の担任は、大学を卒業したばかりの新人になった。この頃、娘は塾に通うことも嫌がり始めていた。そして、学校へ行かなくなる決定的なエラーが起きる。掃除の時間、サボって遊んでいた男子2人に体をぶつけられ、理不尽に押しのけられたのだ。これは単なる小競り合いではなく、無法を許容する学校空間への「我慢の限界(オーバーフロー)」だった。ここで、学校側のズレた対応が炸裂する。スクールカウンセラーが、あろうことか「娘さんは自閉症などの発達障害ではないか」と告げてきたのだ。医師免許もなく、診断を下す権限もない人間が、自分たちの管理能力のなさを棚に上げ、子供側に問題を押し付けた瞬間である。
WISC-IV(知能検査)が突きつけた真実
私は発達外来のある小児病院へ娘を連れて行き、WISC-IV(知能検査)を受けさせた。結果、カウンセラーの適当な見立ては完全に論破される。「自閉症の診断は下りない。ただ、IQが極めて高く、能力の凹凸が顕著である」というファクトが提示されたのだ。彼女は障害なのではない。「公立学校の凡庸なカリキュラムや、ガサツな集団生活には到底フィットしない、尖りすぎた高解像度の脳」を持っていただけだった。
