娘は現在、中学3年生。学校という社会に属していない。
理由はシンプルで、集団生活の枠組みに「とことんなじまない」からだ。いわゆる不登校である。
2026年現在、中学生の不登校は約15人に1人の割合だという。娘の所属している中学では1クラスに3、4人はいるので、実感としてはそれよりも多い。
このノートに娘の特性を記し続けることで、一口に「不登校」といってもその中身は一括りにできない、ということが少しでも伝わればと思う。りも多い。。
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彼女はよい言い方をすれば、少しばかり世界の解像度が高い。
そのため、同世代と思考のペースが合わなかったり、学校特有の曖昧なルールに疑問を持ったりすることが多い。また、常に複数の選択肢が頭の中を駆け巡り、「なにが正解なのか」を探そうとしてひどく迷い、疲れてしまう。
小学生当時は本人も「自分は適応できる」と思っていたし、一番近くにいるはずの母親であるわたし自身も、彼女の本当の適応能力を見誤っていた。
結果として、決められた枠の中に無理に合わせようとする摩擦によって、娘はだんだんと疲弊し、すっかり元気をなくしてしまった。
無理に適応させるフェーズはすでに過ぎ、現在は学校の外側に身を置いている。
この「余白ノート」は、不登校の解決策を提示するためのものではない。 積極的に誰かと連絡を取り合って、慰め合うことを目的とした場所でもない。 ただ、「世の中にはこういうなじまない子もいるのだ」という事実を、少しだけ知ってほしいという気持ちはある。
そして今後、教育のあり方が個々にカスタマイズされていくような時代が来たときに、ひとつのサンプルとして何かの参考になればと思っている。

